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【鶴見区にお住まいの方へ】塾の選び方(あなたは何を重視しますか?)②〜中学生編

こんにちは、教室長の本間です。前回の続きになりますが、どのように塾を選べば良いのかをお話したいと思います。今回は中学生編です。

中学生が塾に通う目的は①高校受験の為②内申点対策の2つが大多数だと思います。今のお子様の学力(定期試験と成績表)を見て、①と②どちらを優先すべきかまず考えてみましょう。おおまかに言うと定期試験(=内申点対策)は基礎、高校受験は応用です。塾によってどちらに比重を置いているのか確認してみてください。学校の成績が取れていないのに高校受験対策をメインにしている塾を選ぶのはミスマッチです。逆に定期試験がしっかり取れている場合は公立・私立難関校専門塾や○○高校専門コース等がある塾を選んだほうが良いと思います。大手の集団塾に多いですね。あと、成績は取れているけど1教科だけ苦手な教科がある場合は進学型の個別指導塾が良いかと思います。
ここで個別指導塾を検討している方に質問です。入会される時にどの教科を受講するか決めると思いますが、週に何回通われる予定ですか?私の経験上、圧倒的に「数学と英語を週に1コマずつ」が多いと思います。ここで以下の表をご覧ください。

各教科等の授業時数

学校教育法施行規則別表第2(第73条関係)

区分第1学年第2学年第3学年
国語140140105
社会105105140
数学140105140
理科105140140
音楽453535
美術453535
保健体育105105105
技術・家庭707035
外国語140140140
道徳の授業時数353535
総合的な学習の時間の授業時数507070
特別活動の授業時数353535
総授業時数101510151015

これは文部科学省の「学校指導要領」に記載されている各教科の授業時間数です。計算すると数学は385時間、英語は420時間学校で勉強しています。塾で週1回数学を学習すると年間約48回程です。塾によって授業時間が異なりますが、1回90分で考えると48回✕90分=4320分=72時間です。中1から定期テストがずっと5割くらいだった場合、単純に学校の授業時間の約半分が解っていないとなるので385÷2=192.5時間分を復習することになります。
これを週1回の授業で何とかするのはかなり厳しいです。さらに入試は5教科の合計点できまるので1教科だけできるようになっても合格点に達するかは正直わかりません。

勉強ができる生徒は「1教科だけ苦手」や「この単元だけ苦手」ということがありますが、勉強を苦手としている生徒はほぼ5教科全部苦手としている場合が多いです(まれに1教科だけすごくできる場合がありますが)。
つまり、勉強が苦手な生徒はまず勉強時間の確保と勉強のやり方を身に着けさせることが最優先だと考えています。自宅での勉強時間が確保できれば勿論良いですが、できない場合は少なくても1教科あたり週2〜3は必要だと思います。

私はシータの立ち上げ時に、これらのことを考え、「通い放題コース」を作りました。毎日塾に行かせると個別塾では費用が大変なことになりますし、集団塾では自習を見てくれたり、わからないところを教えてくれたりすることがありますがそもそも自習は勉強のやり方をわかっていない生徒はできません。生徒ひとりひとりのカリキュラムは勿論ですが、進捗のチェックから学校のノートのチェック、学校の小テストの対策まで事細かにやってくれる塾って意外にないですよ。

最後は宣伝になってしまいましたが、成績が上がらない生徒、また勉強のやり方がわかっていない生徒はシータにお問い合わせください!!