BLOGブログ

ブログ

神奈川県公立高校入試を終えて(〜中堅校受験の感想)国語編

こんにちは。教室長の本間です。前回の数学編に続き、国語編になります。国語も数学と同じく難化したと言われてりますが、中堅校受験の場合はどうだったのか見ていきましょう。

国語やや難化

いままでの国語の試験と大きく変わりました。なにより古文が問題3→問題4と問題構成が変わったことが一番驚きましたね。過去問を解くことはとても大事なことですが、パターンとして解いていた生徒にはだいぶ厳しくなったように思います。

問1 漢字の読み書き、短歌
漢字の読みが「選択問題」になりました。難易度は上がっています。短歌は俳句→短歌→俳句の順番で出題されており、今年は短歌だろうという予想でしたがやはり短歌でした。問題は難しくはないですが配点が高いので落とすと結構痛いです。塾内生は漢字のミスはありましたが短歌は取れていたので、平均にすると例年と同じくらいでした。

問2 小説文
だいぶ長い文章でしたが、時代背景も新しく頭に入ってきやすい問題だったようです。難易度は例年通り。

問3 説明文
四字熟語で出題されましたが難易度は低め。特別勉強していませんでしたが皆取れていました。例年問1に出題されていた文法問題が今年は説明文の中に入りましたね。

問4 古文
難化です。というか今まで入試で出題されていたのは古文風の現代文?というような問題でしたが、今年から「古文になった」という印象でした。主語が見つかればなんとか読めるレベルではなかったので古文の対策をしっかりしていないとかなり厳しい結果になったかと思います。

問5 資料読み取り
イの問題に関しては本文の内容はわかったけどまとめられなかったという生徒が多数いました。社会もそうですが、資料とグラフから読み取る問題はきちんとやっておく必要性があります。

記述がかなり減ったことにより、時間が足りなくなった生徒はほぼいませんでしたが、問題文(古文と資料の読み取りの記述)を見た瞬間にパスした生徒もいたので塾内の平均でいくと55点くらいとなりそうです。過去問で平均70〜80位取れていた生徒にとっては結構予想外だったと思います。塾生には国語の点数はブレるので安心しないように言っておりますがまさにその通りになった結果でした。