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【公立中学に通う皆さんへ】新学習指導要領について

こんにちは、教室長の本間です。新しい学年での生活がスタートしました。それに併せて新学習指導要領による教育が本格的に始まります。今回は新学習指導要領について書きますので読んでいただけると幸いです。

今までの学習指導要領は「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」の4観点で評価されていましたが、今年から「知識・技能」「思考・判断・表現」の3観点評価に変わりました。これがどのように評価されるのか一つずつ見ていきましょう。

知識・技能

基礎的な教育はもちろんのこと、その知識をどれだけ活用できるかを評価されます。主に定期テストや小テストで見られる観点です。ただ知識を詰め込むだけでなくすでに持っている知識と組み合わせて分析したり、資料を読み取ったりする力が求められます。一問一答形式の問題よりも理科であれば実験、社会であれば資料問題などが多くなる可能性があります。

思考・判断・表現

考える力、自分で決断する力、自分を表現する力を求められます。英語のディベートや国語、理科などのグループ学習での発表内容が評価されます。
また数学の「論理的思考力」もここに含まれるため、プログラミング学習が一番影響する観点かもしれません。

主体的に学習に取り組む態度

主にノートやレポート、授業中の発言などが評価の対象になります。ノートは黒板をそのまま写すだけだと「B」に、自分の考えやわからないことを調べたりすると「A」になります。具体的には社会なら教科書にでてきた人物について深く調べてみたり、理科の物理なら実際の生活でどのようなことと結びつくのかなどを書くのが良いでしょう。書き方については塾内生にはしっかりと教えますので安心してください。

評定の付け方

上記の表をまとめると
5→15点~14点
4→13点~11点
3→10点~ 8点
2→ 7点~ 5点
1→ 4点~ 3点

となります。上記に書かれている組み合わせ以外ではAABだと11点で「4」、ABBだと10点で「3」となるので4をとるためには3つの評価観点のうち2つはAを取らないといけないということですね。


大きく変わった評価観点ですが、定期試験だけとれば内申点が高くなるというわけではないことがわかります。また試験の傾向も暗記だけでは点が取れない試験に変わっていくことが予想されますので普段からしっかりと授業を聞いてノートを取り、自分なりに工夫することを心がけましょう。シータでは内申点の対策を一緒に取り組みます!!