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A以上取るノートの作り方

こんにちは。教室長の本間です。以前のブログで新指導要領について書きましたが、ノートの作り方についてちょっと掘り下げて書いていこうと思います。

そもそもノートってなぜ書くのかって考えたことはありますか?多くの人(特に中学生)は「提出の為」と思うでしょう。ではなぜ学校の先生はノートを集めて点をつけるのでしょうか。もし、黒板の内容だけメモをすればよいのなら今はほとんどの生徒が持っているスマホで写真を取れば時間も手間も省けるはずですよね。もっと言えば録音機能を使ったり授業自体の動画を撮れば・・・と考えてしまいますが、それでもノート点というものが存在するということは「ただ写すだけではダメ」ということなんです。まずはここに気付いてくださいね。

と、言っても提出するわけですから綺麗(丁寧)にノートを取ることや、もらったプリント類を貼ることはやって当たり前のことです。ここを怠る時点でノート点は低くなります。さらにいうと大事なところは色を変えて書く、大きい字で書くといったことも工夫といえば工夫ですがそこまで大きい加点になりません。

ノートを綺麗に書いたり、色をたくさん使ったりなどはあくまで「インプット用」の書き方なのです。テスト前に読み返してどこが大事なのか、先生が「ここ大事だよ」と言ったことは何なのかを整理することに繋がります。昨年度まではこれでAをもらっている生徒が多い印象でした。新指導要領に変わったことで「主体的に学習に取り組む態度」が評価の対象となりましたが、これは「アウトプット用」のノートを作ることだと私は思っています。極論を言えばノートをやり込めば定期テストの点が取れるノートにすることです。

塾生にはいつも言っていますが、「ワークは信号学習法を使って3回解くこと」がシータの基本です。この学習法で3回色が着いた問題(赤黃青)は必ずノートに書き写して解けるようになるまで何度もやり直しましょう。その際、解き方をオレンジ色で書いて赤シートで隠せるようにすれば、解き方のどこが間違ったのかすぐにわかると思います。理科や社会も重要語句などを色ペンを使って隠せる状態にするのも良いです。また実験結果だけでなく、実験の過程なども絵を書いておくのもおすすめです(その時の様子を思い出しやすくなります)。

皆さんはテストで結果を出すために塾に通い、日々勉強をしていると思いますが、試験ではどのように出題されるのかを意識して勉強をする必要があります。PCを使っての演習はインプットに過ぎなく、点を取るためにはよく出題されるワークや教科書の問題を解き、解けない問題がなくなるまで解くアウトプットの方が重要だ・・・と私はいつも言っていますが、ノートはそのまとめです。

「どうすれば点が取れるのか」「テストではどういった問題が出題されるのか」まで考えて、ノートを作っていきましょう。自らの勉強を助ける最強ツールになりますよ!