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神奈川県公立高校面接の攻略

こんにちは。教室長の本間です。中3生は内申点が確定し、いよいよ志望校にむけての準備が始まりました。神奈川県の公立高校では「面接」が設けられている高校がほとんどです。今からでも十分対策できるのでしっかりと練習しましょう。

さて、面接は受験生1人に対し複数人の面接官で行われます。時間は10分程度で基本は事前に提出した「面接シート」に沿って質問されます。
①入学希望の理由
②中学校での教科等に対する学習意欲
③中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲  
は各校の共通の評価観点です。それ以外の観点については学校ごとに異なりますが、事前に観点が発表されているので必ず目を通しておくようにしてください。
👉神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要

用紙右側の「面接の評価の観点」をご覧ください。ここの〇、■、▲と「その他の観点の内容」が各学校ごとの観点となります。

高校での教科・科目等に対する学習意欲
高校での教科・科目等以外の活動に対する学習意欲
学校・学科等の特色理解
将来の展望
面接の態度
その他の観点の内容

この中でも最も問われるのが
高校での教科・科目等に対する学習意欲」
高校での教科・科目等以外の活動に対する学習意欲
です。高校で何を頑張りたいのかを具体的に話せるようにしておきましょう。
面接の態度についてはあまり深く考えなくても大丈夫です。きちんと礼をする、相手の目を見て話す、ハキハキと大きな声で話すといった最低限のマナーさえできれば大丈夫です。細かい部分については学校の先生に聞くか、塾に通っている人は塾の先生に聞いてみてください。今年に限って言えば、マスクをした状態で面接をする可能性があるので、声が通りにくい、表情が見えないということがあり得ます。普段の練習からきちんと大きな声で話す練習をしておきましょう。

さて、本題の面接の攻略方法ですが、「具体的」「話の筋を通す」の2点だけです。例えば国際科の高校を受ける生徒で
中学時代は英語が好きで本や映画を字幕でみて、わからない単語は調べた。
高校に入ったら外国の方と積極的に話したり、英語だけでなく中国語など他の言語も学んでみたい。
将来は海外に出て、貿易に関する仕事に就きたいと思っている。その為、英語教育が充実した大学に進学を希望している。

という内容を話すと筋が通っており、だから普通科ではなく国際科を受けるんだ。ということがわかります。しかし
中学時代は好きな教科だけでなく嫌いな教科も進んで勉強した。
高校に入ったら勉強も部活動も色々頑張りたい。
将来は決まっていないが様々な経験をしてみたいと思う。

という内容だと「好きな教科って何?」「なんで嫌いな教科も進んで勉強したの?」「色々ってつまりなにを頑張りたいの?」「様々な経験とは?」と色々突っ込まれる答えになってしまいます。

「色々」や「勉強を頑張った」というような抽象的な表現ではなく具体的な内容で話すようにしてくださいね。普通科以外の学科を受ける人はしっかりとHPやパンフレットを読んで、特色や授業内容を頭に入れておきましょう。普通科以上に聞かれる可能性があります。