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神奈川県公立入試の勉強方法【国語編】

こんにちは、教室長の本間です。今回は国語についてです。
まず、教材についてですが、
①漢字
②古文
③入試対策用教材
④過去問
この4つです。
国語はほとんどが読解問題で配点の80%を占めるので読解のスキルを上げることが最大のポイントになります。

まず、漢字についてですが、2021年度は『漢字を問う問題において、中学校第3学年で新たに学習する漢字』は出題範囲から除外されると決まっています。
神奈川県HPはこちら
シータでは中3の10月までに漢検3級を取らせるようにしているのでそれが漢字の練習となっています。今年度に限っては漢検4級までの勉強をしておけば良いかもしれません。生徒のほとんどは③入試対策用の教材や④過去問を使って漢字の勉強をしています。
また、文法や短歌・俳句の問題も出題されますが、配点が低いのでこれだけの為に対策するのは時間が勿体ないです。③の入試対策教材で十分かなと思います。

次に古文ですが、2019年度に比べて2020年度はだいぶ読みやすい文章でした。
古文を苦手としている生徒は読む前に挫折している人も多いのではないでしょうか。古文のコツは
1.「主語」が誰なのかを把握すること
2.注釈をきちんと見ること
これらを注意しながら入試対策教材を解いていきましょう。

最後に長文問題ですが、例年、問3に説明文、問4に物語文、問5に資料読み取り問題が出題されています。長文問題が苦手な人はまず正確に本文を読む練習をしましょう。ただダラダラと読まずに接続詞や言い換えをされている部分、また問題定義されている部分などにカラーペンでチェックを付けていくようにすることがおすすめです。実際に入試でもカラーペンの持込みは認められています。
国語が苦手という生徒の解き方を見ていると文章がきれいです。きれいとは良い意味ではなく書き込みがされていないという意味です。
ヒントになりそうな部分にどんどん線を引き結ぶようになれば国語は驚くほど点が上がります。ただし、ここまで行き着くまでに時間がかかるので諦めてしまう人が多いのも事実です。なるべく多くの問題に触れるようにしてください。

国語に関しては目標点別に解く問題を分けず、全問解く様にしましょう。読解はスピードも大事です。必ず時間を計って1問あたりにかけられる時間を算出しておいてください。
また、問5の作文問題を何も書かずに出すのは非常に勿体ないです。条件に沿って書いていれば多少間違っていても部分点がもらえます。必ず書く様にしましょう。