神奈川県公立入試の勉強方法(英語編②)
前回の続きです。目標点別に見ていきましょう。
配点
問1 (ア)No.1 3点 No.2 3点 No.3 3点
(イ)No.1 3点 No.2 3点
(ウ)No.1 3点 No.2 3点
問2 (ア)2点 (イ)2点 (ウ)2点
問3 (ア)3点 (イ)3点 (ウ)3点 (エ)3点
問4 (ア)4点 (イ)4点 (ウ)4点 (エ)4点
※問4は両方できて正解となる
問5 5点
問6 (ア)5点 (イ)5点 (ウ)5点
問7 (ア)5点 (イ)5点
問8 (ア)5点 (イ)5点 (ウ)5点
上記の正解率から50%以上の生徒が取れている問題を精査すると
問1(ア)~(ウ)・・・9点
問2(ア)~(ウ)・・・6点
問3(ア)、(ウ)、(エ)・・・9点
問4(ア)・・・4点
問6(ア)、(イ)・・・10点
問7(イ)・・・5点
合計43点
令和2年度の英語の平均点が49.4点なので、平均よりも少し低い点数になります。ただし問4の(イ)~(エ)がほぼ50%の正解率なのでそれを入れると平均くらいになりますね。
☆目標点が50点の人
問1~問4まで+問6~問8の文章題の問題1つ 最大 70点
対策としては①リスニング②単語③文法 の3つです。ここはしっかりと勉強しましょう。
英語の試験問題の一番の敵は「時間」です。そしてもっとも時間がかかるのは長文読解問題です。令和2年度の長文問題は問6~問8でしたが、このうち1つ解ければOKです。ただし、年度によって問6~問8のどれが難しく、どれが解きやすいかは解らないのでまず試験が始まったら読解問題をサラっと読み、解きやすそうな問題の目星をつけておくことをお勧めします。問5のような記述問題はとりあえず置いておきましょう。
☆目標点が50点~80点の人
問1~問4まで+問6~問8の文章題の問題2つ 最大 85点
やることは50点目標と変わりませんが、文章題3つのうち2つは解く様にしましょう。試験時間から逆算すると長文1問あたりにかけられる時間は約15分です。
2問解くという事は30分かかります。リスニングは約10分あるので問2~問5に時間をかけ過ぎると解けきれなくなる恐れがあるので、時間配分に気をつけましょう。
☆目標点が80点~の人 最大 100点
全問題が解ける必要があります。目標点50点~80点のところにも書きましたが
時間との勝負です。問2~問5に時間をかけずなるべく長文問題に時間を割く様にしましょう。
次回は国語について書きます。